Description
募集要項
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募集要項
対象テーマ(2分野)
1)災害関連分野
2)市民社会エコシステム分野
対象となる実践・調査
本ファンドは、現場での試行を通じて学びを深める調査を対象とします。
ここでいう現場での試行とは、具体的には、対象となる取り組みの実践、プラットフォームの構築、ステークホルダー(NPO、行政、企業、地域社会など)への研修の実施、パイロット事業の実施、R&D等を指します。
これらの実践を通じて得られる知見を実施団体自身にとどめず、他のステークホルダーにも広く活用可能な形で提示する調査研究を対象とします。
(現場での試行又は調査のみで構成される事業は、対象外となります。)
システムチェンジの実現には、幅広いステークホルダーによる長期的な取り組みが不可欠です。単年度の資金提供における限界を十分に認識したうえで、中長期的なシステムチェンジの実現に資する多様な取り組みを対象といたします。
本事業終了後に、調査研究の成果を踏まえて新たな取り組みを行う場合には、その内容や見込まれる社会的インパクトに応じて、追加の資金提供を検討させていただくことがあります。
但し、追加の資金提供をお約束するものではございません。
委託内容
対象テーマに係る制度的・構造的課題への挑戦として、実践、検証、協議体の形成、政策提言等の取り組みを行い、これらの活動報告及び分析、並びに課題解決に向けた提案を含む調査報告書の作成を委託いたします。
・費用は契約時に前払いしますが、契約上の成果物である調査報告書の受領・検品を経て支払い確定となります。調査報告書が実施団体から提出されない等、契約上の不履行が生じた場合は、返金の対象となります。
・本調査は、実践から得られた経験を分析し、提言として取りまとめることで、社会構造の変革を目指す取り組みを対象とします。実践のみで調査研究がないものや実践を前提としない学術的探究を目的とするもの、他地域や他団体での活用に波及効果が見込まれないものは対象外となります。
・他資金による活動との重複は認められません。
・調査報告書は、Mindfulのホームページにて公開されます。別途、報告の機会を持っていただきます。
応募対象団体
以下の法人格を有する非営利法人:
特定非営利活動法人(認定NPO法人を含む)
非営利徹底型の一般社団法人・一般財団法人
公益社団法人・公益財団法人
※複数団体のコンソーシアムによる応募が可能です。その際、システムの変革には様々な関係者の協働が重要との考えより、複数団体による応募には加点をいたします。
主契約団体が、上記対象であれば、構成団体は任意団体でも構いません。
形式・予算
形式:成果完成型準委任契約
※別組織に対する再委託不可。
委託額:1件あたり上限550万円(税込)。上限金額で提案する必要はありません。
採択団体数:5~8団体程度を想定
実施期間:2026年3月以降に開始いただき、2027年2月末までに報告書を提出していただきます。活動期間は、上記期間内で設定ください。
非資金的支援の内容
各団体役職員2名~3名による研修の参加が受託条件となっております。
遠方からの参加の場合は、旅費の補助があります。(例:新幹線や飛行機代、宿泊費等)
・システムチェンジに関する研修(チェンジ・エージェント社):3日
・事例共有会及びPSEAH研修(尾立素子 氏):1日
・オンライン面談(ファンドディレクター井川 定一):年3回
・その他必要に応じて検討
Schedule
スケジュール
団体役員または職員による説明会の参加および研修の受講は、申請条件となっております。受講実績がない場合は、不採択となりますのでご注意ください。募集期間内であれば、後日オンラインでの参加・受講も可能です。説明会及びシステムチェンジ研修受講後、応募を見送ることは、次期以降の審査において不利益は生じません。
Schedule
スケジュール
団体役員または職員による説明会の参加および研修の受講は、申請条件となっております。受講実績がない場合は、不採択となりますのでご注意ください。募集期間内であれば、後日オンラインでの参加・受講も可能です。
説明会及びシステムチェンジ研修受講後、応募を見送ることは、次期以降の審査において不利益は生じません。
本ファンドの根幹である「システムチェンジ」への理解を深めていただくため、応募の前提条件として、チェンジ・エージェント社 小田 理一郎 氏による「システムチェンジ基礎研修」の受講を必須としています。
※団体役員または職員 最低1名による受講が必須です。
やむを得ず当日参加できない場合は、募集期間内に限り、録画視聴をもって参加に代えることができます。
募集期間:2025年11月14日(金)~12月12日(金)23:59
システムチェンジ基礎研修の受講(必須)
開催日時:12月3日(水)13:00〜16:00(会場:都内)
形式:ハイブリッド方式(対面+オンライン)
講師:チェンジ・エージェント社 小田 理一郎 氏
内容:募集要項の説明・質疑応答、チェンジ・エージェント社による研修
主催:一般社団法人Mindful
受講条件:団体役員または職員必須、録画視聴可
12月12日(金)23:59が締め切りとなっております。
突発的事態に備え、早めにご送付ください。
12月15日(月)〜12月26日(金)
12月29日(月)23:59までに、メールにて通知いたします。
2026年1月13日(火)〜16日(金)
申請書類を最小限に抑えるため、オンラインにて1~1.5時間の面談を設定しています。
この面談では、Mindfulから提案団体へ提案内容の確認を行うとともに、提案団体からMindfulへの質問も受け付けます。
書類審査通過団体のみ
2026年2月中旬までに、メールにて通知いたします。
2026年3月1日以降(4月1日などご都合に合わせて設定いただけます)
2027年2月28日(日)メールにて必着
Application
応募方法
Application
応募方法
応募対象団体であることを確認の上、説明会の詳細と応募フォーマットを送付いたします。
募集期間:2025年11月14日(金)~12月12日(金)23:59
- 提出書類
- 提案書(3~5ページ)
- 経費概算見積書(1ページ)
- 提案団体概要(1ページ)
Criteria
選考基準
以下を含む総合的評価に基づき、選考いたします。
- 選考基準
- 実践及び調査における社会的インパクトの波及期待度
- 実現可能性および手法、見積金額の妥当性
- 提案分野における応募団体と調査責任者の実績と信頼性、協働姿勢
Criteria
選考基準
以下を含む総合的評価に基づき、選考いたします。
- 選考基準
- 提案分野における応募団体と調査責任者の実績と信頼性、協働姿勢
- 実践及び調査における社会的インパクトの波及期待度
- 同、実現可能性および手法、見積金額の妥当性
Partner Organizations
実施団体情報
Partner Organizations
実施団体情報
「第一期システムチェンジ応援ファンド」実施団体について
審査の結果、下記7団体を実施団体として決定いたしました。(50音順)
認定NPO法人 かものはしプロジェクト
- 事業名
-
中規模市民社会組織の持続的成長モデル構築に向けた実践型調査事業
- 事業概要
-
中規模NPOが抱える脆弱性の構造要因を、調査と伴走支援を通じて明らかにし、得られた知見を広く共有することで、持続的な成長モデルの再設計と、エコシステム全体のレジリエンス向上を図る。
- 契約金額
-
5,414,200円
特定非営利活動法人 きづく
- 事業名
-
子どものセーフガーディングにおける社会構造転換プロジェクト―組織変容と制度形成を促す伴走型調査 ―
- 事業概要
-
子どもの日常を支える事業体にセーフガーディングを実装し、専門家プラットフォームを構築することで、子どもたちに対する虐待・搾取・不適切な行為のリスクを大幅に低減することを目指す。
- 契約金額
-
5,481,072円
認定NPO法人 かものはしプロジェクト
特定非営利活動法人 きづく
A Message from the Fund Director
ファンドディレクターからのメッセージ
A Message from the Fund Director
ファンドディレクターからのメッセージ
急速な人口減少や社会分断、気候変動など、複雑性と不確実性を増す課題が重なる中で、第一期システムチェンジ応援ファンドは立ち上がりました。本ファンドが目指したのは、資金を「配分」することにとどまらず、現場での挑戦が生まれ、学びが広がり、次の変化につながっていく。そのための条件を社会に実装していくことです。 (1)地域で社会システムを動かすこと、(2)学びを公共財としてひらきセクターの学習を加速すること、(3)資金の慣行を更新し挑戦が育つ資金環境をつくること。この三つの柱は、その意思を形にするための設計図でした。
このファンドの運営は、対話を積み重ねながら進めるため、一定の時間と手続きを要するプロセスになります。それでも私たちが、対話を重ね、信頼を積み上げ、互いの期待と懸念を言葉にしながら進める道を選んだのは、「想定どおりにいかないリスク」を資金の受け手だけに背負わせないためです。変化に挑む実践は、必ずしも計画どおりには進まないことが前提です。だからこそ、資金提供側がその不確実性を引き受ける覚悟を持ち、学びに応じて更新できる余白を制度として確保する必要があると考えました。
制度設計では、(1)波及を含むインパクトの最大化、(2)実現可能性バイアスからの解放、(3)管理主義からの転換、(4)募集から協働開始までを「マッチング(相互選択)」と捉えるプロセス設計、(5)トラスト・ベースド・フィランソロピーの理念に基づく透明性と対等性の徹底、を柱としました。提案書は最小限に抑え、一次は書類で「適合性」を確認し、二次は対話で深掘りする構成としました。適正執行の観点から必要な確認は行いますが、本事業の会計報告書の提出は求めず、挑戦の学びを記録する報告書を成果として位置づけ、その共有を説明責任の中核に据えます。こうした設計は、「統制」ではなく「信頼」と「学習」によって、社会変化の条件を整える試みです。
募集説明会と基礎研修には79団体が参加し、応募は38団体、面談は11団体、最終的に実施団体は7団体となりました。どの提案にも、課題の深刻さと意義がありました。そのうえで、分岐点になったのは、「自団体はなぜ存在するのか」という根源的な問いに立脚し、構造的課題の分析にどこまで踏み込めているか、そして1年という限られた期間の中で、何を試し、何を学び、どう社会を更新するかを具体的に描けているか、でした。また、「システムチェンジ」というテーマが、比較的設立時期の新しい変化志向に富む団体に届きやすい傾向も見えてきました。これは、次回以降、より多様な主体に門戸をひらくための重要な示唆でもあります。
同時に、信頼を掲げる以上、資金の出し手と受け手という力の非対称性から目を背けることはできません。私たち自身が本ファンド開始前にセーフガーディングに関する研修を受講してきたほか、重大な不正やハラスメント等については、弁護士・公認会計士に直接相談・申告できる独立した窓口(通称:安心相談窓口)を整備しました。また、実施団体と事業の参加者、そして実施団体内部にも非対称性は存在し得るため、セーフガーディング研修を非資金的支援として提供し、現場での学びと改善につなげる前提を共有しています。これらの方針は、信頼と公平性を軸に据えた契約書にも反映しました。安全と信頼は、理念だけではなく、設計と運用の積み重ねによって守られるものです。このことも、本プロセスを通じて得た大きな学びです。
2026年2月19日から26日にかけて、7の実施団体と個別にキックオフを行い、ここからはお互いパートナーとして率直に意見を交わしながら進めていくことを確認しました。実施団体の皆さまが各地でシステムチェンジへの挑戦を始めるのと同じように、私たち自身もまた、資金提供のあり方を変えていく挑戦の途上にあります。実施団体の取り組みに加え、本ファンドへの応募を通じて示された多様な挑戦の広がりにも関心を寄せ、引き続き応援いただけますと幸いです。
改めて、本ファンドに関わってくださったすべての皆さまに、深く感謝申し上げます。
システムチェンジ応援ファンド
ファンドディレクター
井川 定一
以下の資料を共有し、私たちが得た学びを公共の知として広く循環させてまいります。

